美容外科バージンのクロエが【真崎医院】でボトックスを打った(その2)
代官山という昔からある街の佇まい。そして、真崎医院の世界観
真崎医院は、代官山駅から歩いて15分のところにあります。医院に駐車場がないため、自転車も駐められないためクロエも駅から徒歩で行きました。歩いて真崎医院まで行く途中で瀟洒な(しょうしゃな)白い漆喰風の壁のマンションがあり、古き良き時代の文化の匂いがする代官山を彷彿させてくれます。真崎医院のある地域は、代官山の中でも少し奥まったこの辺りは、1990年代から、ちっとも変わっていない気配。
そして、真崎医院には目立った看板がありません。控えめで、品格高く、そこに存在してる感。こうした世界観(真崎院長の美学)も全部含めて、真崎医院なのでしょう。
カウンセリング・スタート
クロエの担当カウンセラーになった方は末吉亜衣さん。(「末尾がラッキー」って良い苗字デスネ)笑顔がとってもチャーミングな、女らしくて柔らかい、やさしい雰囲気の30代半ばの女性。
この末吉さんは、クロエの自分語りを何十分も根気よく聞いてくれました。末吉さんの共感力が素晴らしい。この担当カウンセラー、末吉さんの共感力の高さは、クロエの妹アーニャ並みの、ものすごく高い共感力でした。(共感力のあるなしは才能なので、クロエのように共感力が無い人もいます。)
業務を効率よく遂行するためにカウンセリングシートの記入を急かすカウンセラーが普通に多い中で末吉さんはカウンセリングシートの記入を始めることをクロエに一度も急かすことなかったことに、クロエは静かに感動しました。まるで都内の超一流ホテルのスタッフのようでした。。。こうした細やかなやりとりがあって、ようやく、担当カウンセラーとの間にラポールが築かれます。
これらの術前カウンセリングは、カウンセリング担当スタッフ4人の中のどなたかによって行われます。常勤2〜3名の交代制。カウンセラーの誰に当たるかは、運次第です。クロエは自分に合う人に当たってラッキーでした。
※クロエの担当カウンセラーの末吉さんは、特に国家資格をお持ちではないそうです。真崎医院の術前カウンセラーは無資格カウンセラーです。クロエは気にしませんが、「美容整形の術前カウンセリングは医療資格を持っている人がどうしてもイイ」というこだわりをお持ちの患者は、医師本人がカウンセリングをしてくれる美容外科があるので、自力で探して、そこへ行って下さい。都内には、そういう美容外科も一定数あります。(医師が術前カウンセリングをしているのは大手美容外科ではなく、個人クリニックとなります。)
真崎院長の初診
カウンセリングシート記入後、いよいよ真崎院長の初診です。
「お座り下さい」と言われたところのクロエの座る丸イスと院長との距離が、保険診療の整形外科や皮膚科や眼科の病院よりもずっと近かったように記憶しています。自費の美容整形外科や美容皮膚科の場合は、細やかな仕事が多いという理由からなのかもしれません。クロエは個人的にこの院長のファンなので患者と院長との距離が近いことは、むしろ嬉しかったです。(対面前から事前に患者との間にラポールができていると、医師はラク。)
施術前に、クロエが納得ゆくまで、院長に細かく細かく質問しました。(患者が後ろで何十人も控えている保険診療の大学病院で同じことをやっちゃうと迷惑行為となります。保険診療の患者の医師との対面時間は一人15分がマナーです。15分以上の医師への納得ゆくまで質問する行為は、自費診療だから許されるんです。)
ボトックス製剤の注射は、コラーゲン注射ほどには、施術後のトラブル発生頻度は少ないけれど、それでも表情筋に沿った一人一人違ったボトックス注射を打つ位置、打つ時のボトックス製剤の濃度(打つ箇所によって製剤の濃度を変えているので、全部同じ注射を使うわけではない。濃度の違う注射を何本も用意して、それぞれの部位に合わせて違う注射針を打ってゆく)のことを教えてもらいました。
こちらの医院で使っているゼオミンというボトックス製剤は、他社メーカーに比べると抗体も出来にくいということ。(タイムウエーバーを使った相性測定でも、ゼオミンは数値1【=クロエにすごく合う】でしたので、安心して打ちました。)
他にも、クロエには豊胸の必要は全く無いけれど、豊胸手術そのものに興味があったので、中に入れるシリコンバックのことなど教えてもらいました。胸の中に入れるシリコンバックは、2022年の現在のところ、MOTIVA社のものが良いそうで、そして、こちらの医院では一番良いMOTIVA社のシリコンバックを使っているそうです。シリコンバックが一番、見た目と触り心地の両方が良いのだそうです。ただし、生理食塩水を入れた時に比べるとシリコンバッグは感染症のリスクは上がるそうです。
ボトックス注射を打つ位置を水性ペンで書いてもらう
いったん、カウンセリングを受けた庶民用の控え室(女中部屋)に戻り、この段階で担当カウンセラーの末吉さんが持ってきたボトックス注射を受けるという医療行為への同意書へサインし、明細を確認後、本日の施術のお支払いをします。
支払い後、担当カウンセラーの末吉さんからドクターシーラボのクレンジングシートで額と眉間とを拭くように促されたので素直に従い、また院長室に戻りました。
真崎院長が、ボトックス注射を打つ位置を水性ペンでクロエの額に書いてゆきます。
「ひたいのコノの部分に打つと全体的に少し下がってくるから、その結果、まぶたが少し重たい印象になるかもしれないネ。」
と、真崎院長は、おっしゃいました。
真崎院長は、つねに理論立てて話されます。そして、「眉間にシワを寄せて!」と真崎院長に言われ、従うクロエ。
「今度は、ひたいにシワを寄せて!」と真崎院長に言われ、素直に従うクロエ。
下の写真は、水性ペンでボトックス注射を打つ位置を書かれた通常のクロエの額。
↑中年女性のリアルな顔面老化の跡。額に表れ始めた横しわと眉間の縦しわ2本が目立つクロエの通常の様子です。
てっきり、しわ部分の上から注射を打ってゆくのだとばかり、クロエは思っていました。
しわケアクリームをシワの中に塗り込む時とは、ちょっと事情が違うようです。
【次回に続く】
コメント