美容外科バージンのクロエが【真崎医院】でボトックスを打った(その3)
オペ室でボトックス注射を打つ
紙スリッパに履き替えて、オペ室に行くと、院長とオペ看ナースが3人も待機していました。(切開のないボトックス注射に看護師が3人もいらないと思うので、もしかすると、この日は午後から美容外科のオペが控えていたのかもしれません。午後からオペというスケジュールは、外科医のスケジュールあるある、ですので。)
オペ看ナースとは、手術に特化した看護師のことで、存在自体が外来で顔を合わせる看護師とは全く違うのです。オペ看ナースは医師の指示通り、忠実に、注射やメスなど器械出しに徹する重要な役割を果たすナースのことです。
くりかえしますが、オペ看ナースはオペ中の医師の動きに忠実に従って、一挙手一投足で動きます。それがオペ看ナースの役目役割なので、患者に向かっての愛想の良さは不要です。オペ看ナースの意識はオペに集中しています。一方、注射の際には、医師は施術と患者への声かけの両方に意識が向きます。
ひたいと眉間へのボトックス注射は麻酔無しで打ちます。この麻酔無しの注射は実はクロエの歓迎するところです。クロエは人より解毒が苦手な体質なので、なるだけ自分の肝臓に負担をかけたくないから麻酔なしの方が、むしろありがたい。
手術台に寝転がり、無影灯が眩しい光を発します。(おそらく、LED以前の無影灯)
打つ部分を事前に冷却させ、痛みを感じにくくしてから、
真崎院長が、「痛くないよ。ごめんね」と言いながら、クロエのひたいと眉間にボトックス注射を打ってゆきます。
チクッとします。
クロエは注射も点滴も全く平気な人間なので、怖くも痛くもありませんが、注射を打たれる前後には、クロエの体が硬直します。
ボトックス注射直後
7分くらいで注射の施術が終わり、カウンセリングを受けた庶民用の控え室(女中部屋)に戻ります。後からオペ看ナースが1名、クロエの待機する控え室まで来てくれて、施術後のクロエの額の腫れ具合をチェックします。
オペ看ナースが、クロエに言葉をかけながらクロエのひたいの腫れ具合をチェックした後、大丈夫だと確認してから安心して去ってゆきました。オペ看ナースは、どこまでも自分の仕事に忠実です。ホント、動きに無駄がない。
その後、担当カウンセラーの末吉さんがオペ看ナースの代わりにクロエのいる控え室に入ってきて、末吉さんと軽く雑談してから、クロエは医院を退出しました。
次の来院は二週間後で、院長がタッチアップをしてくれるとのことです。
ボトックス注射1日後、そして7日後
〈写真は左から施術前、ボトックス1日後、ボトックス7日後〉
ボトックス注射後、1日目は、ひたいの一部に軽い内出血がありました。ひたいのホクロの斜め左上に注射痕の腫れがあるのが、写真をみて分かりますか?
ボトックス注射7日後には、ひたいの横しわが全て消えました。眉間の縦しわが、まだ少し目立ちます。ボトックス注射2週間後、果たしてクロエの眉間のしわも消えているでしょうか?
【次回に続く】
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