【身内の反乱者】=おでき自然退縮に向けて=③主治医ジプシーをくり返し、4人目でようやく主治医を決定!

ホリスティック医学

【身内の反乱者】=おでき自然退縮に向けて=③おでき治療の主治医ジプシーをくり返し、4人目でようやく主治医を決定!

ゴルフボール大のおできは自力で見つけたが、このおできを放置処置することが適切なのかどうかを西洋医学的にも知りたかったので、近所の乳専門クリニックに行った。

クロエの希望の主治医は、

①外科医のように即断即決でリーダーシップを取るタイプではなく、内科医のように、ゆっくりじっくり診てくれる、おできを持つ当人の希望を尊重してくれる医師。

②過剰検査&過剰治療で、お金もうけのニオイがしない医師。

③自分の性格との相性が良い医師。人格者なら尚好し。

 

この希望は最初から明瞭化されたものはなく、主治医ジプシーをしながら徐々に自分でもわかってきたものだった。

 

【①人目】同情系医師&患者を脅して、オペの決断を急かす乳専門の外科医

最初の医師は、クロエのおできが、ヤバイおでき(他臓器に転移するおでき)だという事実を見つけてくれた、近所の乳専門クリニック。

当たりが柔らかいので人気で、なかなか予約が取れない(S路加病院にバイトに行っている)H医師だった。

「バイオプシーの結果を見たら、急いで切った方が良い。」

と、クロエに決断を急かす医師だった。

 

急がないと手遅れになる。

と、この医師から、クロエは恫喝を受けた。

急かさせると、人は思考停止になる。

クロエには、考える時間が欲しかった。

 

慌てて切ったら後のまつり。

切ってしまった乳を元通りにすることは誰にもできない。

 

ただ、診療情報提供書を何枚も書いてくれたことに、この当たりの柔らかい同情系医師には、大変、感謝している。

診療情報提供書を複数枚書いて貰えたおかげで、クロエは病院業界の派閥に関係なく、思う存分、ドクタージプシーができたから。

自分の病院派閥にしか診療情報提供書を書いてくれない医師や、不要なプライドから意地悪をして診療情報提供書を書いてくれないため、新しい病院で、また医療被曝を伴う検査を1からやらなきゃいけなくなった患者が過去には大勢いたと、20年前に出版された本で読んでいたから。

 

(昔と今とは違うのか?あるいは、この医師の誠意なのか?それとも両方なのか?理由は不明。)

 

クロエは、予約したにも関わらず、片道グアム行き(3時間半も)自分の順番を待つのは、性に合わない。

なので、待たずに診察を受けられる「いざとなったらオペもできる近所のクリニックの医師」を探すことにしたので、

大学病院や大病院に行くことは、自分の選択肢から除外した。普段は大病院の勤務医なのに、ときどき、クロエの近所のクリニックにバイトに来てくれている医師がマイベスト。

 

【②人目】過剰治療では?線量を、やたらめったら当てたがり【放射線治療医】

2番目の医師は、外科医ではなく放射線科の治療医師のところに、今後の治療方針を聞きに行った。

あわよくば、手術で切るのではなく、(当時は)放射線を当てるだけで、おできに消えていただこうという腹つもりだったクロエ。

(この時は、まだ知らなかった。放射線を当てた部位が10年後に再度おでき化することを。。。)

 

K大附属病院の放射線科から引き抜かれた当時、病院から8億円かけて最新鋭の放射線器械を用意してもらい、現代の放射線医の中でも「名医」と言われていたK大医学部附属病院出身の、この放射線治療医は、クロエのおできの部位が乳だったということもあり、全くヤル気を見せず、

①乳のレントゲンのCD-Rを開けて画像を見てもくれず、

②自分の知人の乳専門の外科医を紹介しようとし、

③自分だったら乳を全部切った部位にも放射線をたっぷりの量を30日間当てまくると治療方針を語る。(患者の身体だから医療被爆は、オレの知ったこっちゃねえという感か?)

 

④最後は、「もういいかな?」と言って、この医師は クロエの診察を切り上げた。

時計を見たらクロエが診察室に入室して、30分経過していた。

 

もしクロエのおできが、乳ではなく、食道のおでき、もしくは咽頭のおでき、もしくは舌のおできだったら、きっとこの放射線医は、張り切って、かつ親身になって治療をしてくれたに違いない!と、クロエは確信している。

乳のおできは、この放射線治療医にとっては自分のやる気が起きない部位のおできだったに違いない。おそらく、乳のおできは放射線治療よりもオペ治療の優位性が圧倒的に高いからという理由によるものだろう。

 

【③人目】オレに従って欲しい系医師(治療方針に従わないと、機嫌を損ね、声を荒げた。)性格の相性と治療方針の両方が合わない。

3人目の医師は、尊敬する人格者の美容外科医からの紹介だったので、期待に胸を膨らませて会いに行った。

乳房再建で有名な千代田区にあるNクリニックの、この著名な乳専門のN院長に会う前に、事前にN医師の著書を20冊ほど図書館で借りて読んで、素晴らしい先生だと静かに感動したので、その中で印象に残った本を3冊購入し、N院長にサインしてもらうように手配した。

対面してみると、本で書いていることとと、実際のN院長の治療方針には、大きな隔たりがあった。

本には、

「なるだけ経済的な負担が少なく治療をしてくれる治療方針を選ぶように」

と書かれていたが、

実際のN院長の治療方針は、

①保険診療の血液検査ではなく、自費診療で血液検査(2万円)を受けて、

②自社のドクターサプリ(N院長はエビデンスがあると自信を持って言い切ったフィッシュオイルとビタミンD)を飲んで、

③それから定期的に血液検査をやって見て、患者の栄養不足が解消されてからオペをする

という治療方針だった。

 

このN院長のところで購入できるサプリは当然自費なので、1ヶ月分、1袋1万円。数種類を飲むことを促されるであろうから、おそらく、1ヶ月分2〜3万円ほど、毎月毎月、延々とサプリ代にかかるであろう。

クリニックのサプリは、どこも高額(自費であることと、クリニック側が利益を乗せているため)異種類、1ヶ月分が1万円なり。

 

1種類だけ飲めば良いというわけにもいかず、仮に毎月3万円のサプリ代がかかるとして、毎月3万円のサプリ代はクロエにとっては大きな負担だった。

高品質高価格のドクターサプリなら米国の老舗ホリスティック薬局からクロエの担当薬剤師スティーブと相談しながら個人輸入で取り寄せることが(クロエには)可能だから、わざわざ、Nクリニックで中品質高価格のサプリを自費で購入し、このNクリニックとN院長を儲けさせることをしなくてはならない道理は、クロエには無い。

 

患者であるクロエには到底マネのできないような高度な(血液検査の)解析力がN院長にあるようには、クロエには見えなかった。(御免!)

 

クロエは、サプリを飲むN院長の治療方針を、即、断った。

 

すると、自分に従ってくれない患者クロエに対し、N院長は興奮し始め、語気を上げながら

「自分の診療方針に従わなければ、自分のところでオペはできない」

「オペの前に、他院と同じく、高い電磁波を浴びる検査も、ちゃんとやらなきゃならないよ。」

「僕以外の、うちの医院に外部から来ている昭和大の医師らは、普通に、即、切ると言うよ。」

 

と言った。

N院長は、決してクロエを脅してきたわけじゃないけれど、脅しの入った説得をN院長からされたわけではないけれど、

ああ、「オレに従って欲しい系の医師」とは、相性が合わない

とクロエは悟った。

 

クロエは、オレに従え系の人物とは合わない。クロエは、自分の治療方針は自分で決めたい患者だから。

 

もしこれが、クロエとは真逆の「先生に、ついて行きます系の患者」なら、「オレに従え系の医師」との相性はバッチリだったに違いない。

 

クロエは思った。

医師との相性は大事だな。

 

きっとこのN院長は「自分に従ってくれる患者だけに人格者になる医師」なんだろう。

おそらく、自分の好きな人、限定の「人格者」なのだろう。

 

クロエは、このN院長の患者にはならなかったけど、「ついてゆきます系の患者」からすると頼りになる医師であることは間違えないし、著書の中で決してウソを言っているわけではないと感じた。

 

毎月2〜3万円の自費のサプリ代はクロエにとっては経済的な負担だったけど、こちらのNクリニックの患者さんらは、みなさん、お財布に余裕のある50代マダム層で2〜3万円の自費のサプリ代が経済的な負担になってない模様。

お財布事情は、人それぞれ違うものだから、仕方がない。

 

そして、1人目、2人目、3人目、4人目の医師の中で、3人目の

このN院長だけが、クロエが対面で言いたい事を言えない、

そんな関係性だった。

患者がハッキリと本当の事を言うと、たちまち機嫌が悪くなり、患者を見捨てそうな気配をこのN院長からは感じられた。

 

クロエは自分が自分らしくあれない、遠慮して、はっきりモノを言えない医師や、霊能者とは、関わることは致しません。

それは、お互いに、精神衛生上、よろしくない。

 

それに、クロエはお金を払ってまでガマンはしたくない。

いくら患者とはいえ。。。(英語で患者はペイシェント、つまり我慢する人という意味。)

 

※N院長が「エビデンスがある」と、断言した

フィッシュオイルのサプリメント、

ビタミンDのサプリメント、

八重山クロレラのサプリメント、

ビタミンEのサプリメント、

ビタミンAのサプリメント、

ただ、これらサプリメントで、おできが治る人もいるかもしれないので、一概には否定はしません。

 

実際のところ、クロエは、①フィッシュオイルのサプリメント(zymogen社)、②ビタミンD3のサプリメント(dr.mercola社)、③八重山クロレラのサプリメント(Source Naturals社)を、ほぼ毎日飲んでいました。すべてタイムウェーバーに自分の体と個々のサプリとの相性を聞いて、高品質、かつ自分に合うサプリメントだけを取り入れて7年前から飲んでいました。にもかかわらず、クロエの乳には、おできができました!!

 

良いものだけを選んで飲んでいたのに、

自分と個別に相性の合うものだけを飲んで来たのに、

なのになぜ?

 

エビデンスがあるとN院長が言い切っていたのですから、これらのサプリにエビデンスがあるというのは嘘ではないのでしょう。

自分のおできが自然退縮しさえすれば、エビデンスの有無は、どうでも良いんですよ、クロエにとっては。。。。

 

(N院長:まとめ)

①N院長は乳房再建のセンスがあり、作るのが上手。(←メリット)

②オペ後、1日入院しただけで退院できる。(←メリット)

③N院長は乳房再建のセンスが高くて上手だけど、オンコロジー(腫瘍学)があまり分かっていない。(←弱点。「N医師はオンコロジー(腫瘍学)があまり分かっていない」と断言したのは、②のT放射線治療医)

④N院長は俺に従って欲しい系の人(←自分で決めたい系の人であるクロエとは人間同士の相性が合わない。)

⑤N院長の治療方針は自社サプリを飲ませて栄養状態を良くしてから切る+乳房再建(←クロエのお財布事情がN院長の要求水準に達しないため、クロエとは合わない。この医師の治療方針に患者のクロエが納得ゆかなかった。)

 

【④人目】外科医であっても内科医のように、ゆっくり進めてくれる医師 しかし治療方針が実は合わない

4人目の医師は、上野千鶴子さんが、最近(今から数えて20数年前に)、読んで面白かった本があると、菊池寛賞受賞した某おでき専門医と対談の中で語っていた20数年前の本の共著の1人だった。

著者の中で東大医学部出身の(執筆当時30代半ばの)若手医師2人は、おできは外科医の分野であれど、

 

「外科医のように直ぐに切る決断を患者に迫らずに、内科医のように患者とじっくり向かい合って決めるのが、おできという病気には合っている。」

 

と語っていた。

実際にU医師と対面してみると、本で語っていた通りの治療方針を持つ医師で、強さと優しさを兼ね備えた人物だったのと、自分との相性も今までの医師の中で一番良かったので、この医師を主治医にすることをクロエは決めたのでした。

 

↑第一印象が、鎌倉大仏。強さと優しさを兼ね備えたU医師

【まとめ】医師によって治療方針が全く違って来るから、主治医選びは慎重に

このように、同じおでき1つにも、いろんな治療方針の医師がいることを、クロエは自分がいろんなドクターの意見を聞くことで、実体験した。

医師によって、おできの治療方針が全く違って来るから、主治医選びは、くれぐれも慎重にネッ。

 

治療方針に納得がゆき、かつ、自分との相性の良い医師を見つけるまで粘ることです。焦ってはならない。

そして、医師からの紹介はアテにならない。相性もあるので自分の目で確かめることが大事です。

実は違う、主治医U医師の治療方針とクロエの治療方針は平行線。ただ、じっくり向かい合って決断を急がせないところが、クロエがこのU医師を主治医にした決め手

ただ、U医師の治療方針は、「おできをホルモン阻害剤で小さくしてからくり抜く」

クロエの治療方針は、「おできの自然退縮」

なので、実は、U医師とクロエの治療方針が合わない。

しかし、U医師は急かさず、ゆっくり進めてくれる。そこが一番、クロエには有り難かった。

 

もし、クロエがU医師に「ホルモン阻害薬も飲みたくないし、おできも切らない」と、心から思っていることをハッキリ言えば、このU医師もS路加にバイトに行ってる最初に診てくれたH医師と同じく、脅しの入った説得をクロエにしてくることは、火をみるより明らかなので、(クロエには分かる!)

 

クロエは「乳は切らない」「おできは切らない」「ホルモン阻害薬は飲まない」「周波数治療だけで治す」と、主治医になるU医師には直接言わず、「決断するタイミングや日程は、自分で決めさせて欲しい」と、伝えている。

 

「乳は切らない」「おできは切らない。」「ホルモン阻害薬は飲まない。」「このまま経過観察を続けて標準治療には入らないまま、自分に合う代替療法(費用が嵩む代替療法をあれこれやらずに、周波数療法のみを行う)で、おできを自然退縮させる。」

と、患者が希望して、同意してくれる乳専門の西洋医は、そう簡単に見つかるわけないことが、クロエには直感的に分かっていました。

 

 

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